← 2026年カレンダーに戻る | English

まず、分かれ方は3つの軸です

「バイクのレース」とひとことで言っても、中身はかなり違います。 舗装路のロードレースに限っても、次の3つで分かれています。

このサイトが載せている4つ

WSBK ― スーパーバイク世界選手権

FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の世界選手権のひとつで、 市販されているバイクをベースにした車両で争います。 ここが MotoGP との決定的な違いです。MotoGP のマシンは買えませんが、 WSBK のマシンの「素」はバイク店で売られています。

1つのラウンドで複数の決勝レースが行われるのが特徴で、 日曜だけでなく土曜にもレースがあります。2026年は全12戦です。

EWC ― 世界耐久選手権

同じく FIM の世界選手権ですが、1チーム複数名のライダーが交代しながら 8時間または24時間を走り続けます。速さだけでなく、 夜間走行、給油とタイヤ交換の段取り、機械が壊れないことまでを含めて争います。

年間わずか4戦しかありません。そのうちの1つが 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)です。 日本で「8耐」として知られているあのレースは、単独の大きなイベントであると同時に、 世界選手権の一戦でもあります。この関係が日本語で意外と説明されていないので、 ここに書いておきます。

BSB ― ブリティッシュスーパーバイク選手権

イギリスの国内選手権です。世界選手権ではありません。 それでも載せているのは、水準が高く、ここから世界選手権へ上がるライダーが多いからです。 車両は WSBK と同じく市販車ベースですが、電子制御の使用に制限があるなど規則が異なります。

特徴的なのが「ショーダウン」と呼ばれる仕組みで、 シーズン終盤に上位ライダーのポイントを組み替えます。 そのため独走でシーズンが終わることが少なく、最終戦までもつれます。

国内選手権ながら、第9戦だけはオランダのアッセンで行われます。

公道レース

サーキットではなく、一般の道路を封鎖して走ります。 シリーズには属さず、それぞれが独立した大会です。

もっとも知られているのがマン島TTで、1907年から続く、 現存する世界最古のオートバイレースです。1周は約60km。 ほかの公道レースが複数台同時にスタートするのに対し、 TT は10秒間隔で1台ずつ出るタイムトライアル方式をとります。

MotoGP を載せていない理由

MotoGP は二輪ロードレースの最高峰で、当然もっとも注目されています。 それでもこのサイトには載せていません。 すでに日本語で十分に読めるからです。 公式サイトが完全に日本語対応しており、メーカーの日本語ページ、 放送局、個人ブログも揃っています。

このサイトが埋めようとしているのは、その反対側です。 BSB や公道レースのように日本語で日程を通しで読める場所がほとんど無いものと、 シリーズをまたいで日程を並べた場所が無いこと。 その2つに絞っています。

MotoGP の日程は 公式サイトの日本語版カレンダー が正確です。

まだ載せられていないもの

MotoAmerica(アメリカ国内選手権)は、 2026年8月29日時点で公式サイトが全面メンテナンス中で、開催日を確認できませんでした。 復帰したら足します。

公道レースのうちノースウエスト200マカオGPは、 2026年の日程が公式サイトで確認できませんでした。 「例年どおりなら何月ごろ」という書き方はしません。日付が出てから足します。